<Header>
<Author: 溫庭筠>
<Title: 送人東遊>
<Format: 格式不明>
<Year: 1990>
<BookName: 唐詩三百首詳解  下卷>
<Translator: 田部井文雄>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 人の東遊するを送る>
<BookPage: 272>
<UsedPage: 1>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
荒戍落黃葉，
浩然離故關。
高風漢陽渡，
初日郢門山。
江上幾人在，
天涯孤櫂還。
何當重相見，
尊酒慰離顏。
<End Poem>
<Translation>
古く荒れはてたとりでに、今しも、秋の黄葉が散り落ちて、友は帰心に駆られて、この古い関所を立ち 去って行く。 
秋風の吹く漢陽の渡し場、朝日の輝く郢門の山を過ぎて、君は行くのであろうか。その旅の途中長江の水上に行き交う人は、いったい何人いることであろうか。その中を、君の乗るただ一艘の小舟は、空の果てのような彼方に帰って行くのである。
いったい、いつの日に、もう一度君に会って、樽の酒に酔いながら、別離の悲しみをたたえた君の表情を慰めることができるのであろうか。
<End Translation>
<Formatted Translation>
古く荒れはてたとりでに、今しも、秋の黄葉が散り落ちて、友は帰心に駆られて、この古い関所を立ち 去って行く。 
秋風の吹く漢陽の渡し場、朝日の輝く郢門の山を過ぎて、君は行くのであろうか。
その旅の途中長江の水上に行き交う人は、いったい何人いることであろうか。その中を、君の乗るただ一艘の小舟は、空の果てのような彼方に帰って行くのである。
いったい、いつの日に、もう一度君に会って、樽の酒に酔いながら、別離の悲しみをたたえた君の表情を慰めることができるのであろうか。
<End Formatted Translation>